研究分担者・協力者紹介 2023.05.03 日比谷孟俊 研究代表者(実践女子大学文芸資料研究所)・遊女絵(特に一中節に関わる)におけるパトロンの存在について考察を進めています.・幕末の5枚続きの遊女絵が精緻なちりめん絵に加工(縮小)されているのを発見し,その制作法の解明をディジタル顕微鏡を利用して行っています.絵の圧縮工程は数... 佐藤 悟 研究分担者(実践女子大学文学部)・近世文学研究と平行して,源氏物語の女房装束の研究もしています.・扱う事象は一つなのに,所謂,文系と理系に分かれて研究する方法に疑問を感じ,文理非分離研究を進めています.・草双紙や黄表紙,合巻,浮世絵の研究では,コンテンツ以外に,そ... 津田眞弓 研究分担者(慶應大学経済学部)・狂歌摺物・江戸戯作におけるパトロンの存在について考察中.・19世紀前半の大名の狂歌活動に注目,鹿都部真顔門下の江戸廼 花也(長州藩主毛利斉元)の狂歌集作成に向け,各種資料の収 集,翻刻を行っている.同門の大名狂歌師である繊月... 山本 親 研究分担者(名古屋学院大学名誉教授)● 国際浮世絵学会および東錦之会(愛知県を中心とした浮世絵の勉強会)において,浮世絵の収集・研究を行ってきました.対象は,英山を中心として文化・文政期の美人画,武者絵,役者絵,および岡崎市関連の浮世絵と幅広くカ... 田辺 昌子 研究協力者(千葉市美術館)・千葉市美術館の開設以来,数々の浮世絵展を担当してきました.・鈴木春信を中心に浮世絵の研究に携わってきました.・パトロンが関与した浮世絵版画は,一見すると一般的な商品と同じように見える版でも,絵具や紙に高価な材料が使われていること... 大和あすか 研究分担者(東京文化財研究所)・浮世絵版画の技法材料研究を行なっています.特に色材研究においては,制作年代が明らかな浮世絵版画の調査し,採用される色材が変化する要因を,木版画という技法的側面や出版統制令による販売価格の規制,当時の流通材料等の側面から検証すること... 長谷川慎 研究分担者(静岡大学)・教育学領域 音楽教育系列において教科教育と邦楽(箏・三味線)を担当.研究学校教育における和楽器指導,箏及び地歌三味線の歴史的変遷(野川三味線・柳川三味線)および 地歌箏曲における演奏表現に関する研究.... 多田文夫 研究協力者(足立区立郷土博物館)・足立区内に眠る文化財を調査研究し,企画展を開催しています.・足立区の旧家に保存されている美術品を調べている.文化財を保有する旧家は,徳川幕府成立時期に主家を失い牢人となり,草切百姓として新田開発にかかわった「在村武士」としての性... 木村 一 研究分担者(東洋大学文学部)・1877年のR. レーマン校訂『和獨對譯字林』は,1872年に著されたJ. C. ヘボンの和英・英和辞書『和英語林集成』再版の和英辞書の英語部分をドイツ語にあらため,調整を加えたものである.・『和獨對譯字林』の著述は,斎田訥於,...