・千葉市美術館の開設以来,数々の浮世絵展を担当してきました.
・鈴木春信を中心に浮世絵の研究に携わってきました.
・パトロンが関与した浮世絵版画は,一見すると一般的な商品と同じように見える版でも,絵具や紙に高価な材料が使われていることがあります.
・今回の科学研究費による研究,特に色材や紙の科学的な検証を通じて,見て感じていたことを裏付けることができればと思います.
千葉市美術館での主な担当展覧会
・2022年「ジャポニスム ー 世界を魅了した浮世絵」
・2019年「オーバリン大学 アレンメモリアル美術館所蔵 メアリー・エインズワース浮世絵コレクション 」
・2017年「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」
・2016年「初期浮世絵―版の力・筆の力―」
・2014年「江戸の面影 浮世絵は何を描いてきたのか」
・2012年「浮世絵師 溪斎英泉」
・2011年「ボストン美術館浮世絵名品展 錦絵の黄金時代」
・2007年「鳥居清長―江戸のヴィーナス誕生」
・2002年「青春の浮世絵師 鈴木春信」
・1996年「祝福された四季―近世日本絵画の諸相」
著書
・『もっと知りたい 浮世絵』(東京美術 2019年)
・『鈴木春信 江戸の面影を愛おしむ』(東京美術 2017年)
・『カラー版徹底図解 浮世絵』(新星出版社 2011年)監修
・『謎解き 百人一首姥がとき』(二玄社 2011年)
・『浮世絵のことば案内』(小学館 2005年)
・『こんなに楽しい江戸の浮世絵』(共著・東京美術 1999年)
・『浮世絵の歴史』(共著・美術出版 1998年)
・『週刊アーティストジャパン 43 鈴木春信』(同朋舎1991年)
ほか
受賞
・2018年「論文「菱川師宣と浮世絵の誕生 房州から江戸へ」 (國華1465号) 第30回國華賞受賞
・2018年 第11回 国際浮世絵学会 学会賞受賞
・2012年 展覧会「渓斎英泉展」にて美術館連絡協議会奨励賞受賞
・2008年『鳥居清長』展図録で第1回国華賞展覧会図録賞受賞(共同受賞)
コメント